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ボラは、九州の大隅半島北部に見られる軽石からなる地層である。桜島や霧島山などの火山活動による噴出物を起源とする。名称の由来は地元で「役に立たない」あるいは「腑抜け」を意味する言葉である。 ==性質== 二酸化ケイ素と酸化アルミニウムを主成分とした軽石であり、粒の内部に気孔を含んでいる。平均粒径は1 - 2センチメートル以下であるが中には粒径5センチメートル以上の軽石粒も含まれている。保水力が低く肥料を保持しないため農業には適さない土壌である。逆に、水はけが良い性質を利用し、盆栽や鉢植えの鉢底石・鉢底土として利用される(「日向土」として流通している)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボラ (地質)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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